株式会社MTDのギザワッシャーは建築現場において、鉄骨躯体と外壁等の構造物を容易に接合する工法のギザワッシャーです。

緩み止め防止だけではなく、固定締結材としても大いに役立ちます。

特徴

✓施工時の位置ズレ吸収
ギザワッシャーに設けられた逃げ穴により施工時の位置ズレを吸収し作業効率を向上させます。
✓高強度締結部材として活用
ギザの勘合に、より強度に耐える事が茨城県工業技術センター(現:茨城県産業技術イノベーションセンター)の試験により証明されています。
✓溶接が出来ない施工現場に
組み付け用のアングル部材とギザワッシャーは溶接済なので現場作業は不要です。

このような課題を解決します

建築現場で締結材同士の位置が定まらず修正作業を毎回行っている

締結の修正作業

施工現場での溶接作業が出来ない

建設現場での溶接作業

ボルト・ナット締結だけでは強度不足

ボルト・ナット

構造(ファスナー工法)

  1. スチール又はステンレス製のプレートにギザギザの溝を設けその溝同士を噛みあわせて締結することにより強度を得ています。
  2. プレートに設ける締結用の穴を長穴等の逃げ形状にする事により被締結側の位置ズレを吸収させています。

※図説


被締結側(アングル溶接側)のギザワッシャーに角穴が締結側のギザワッシャーにボルト用丸穴が空き、角穴により施工時のボルト位置ズレを吸収ギザ勘合により高強度な締結を保持しています。

ギザワッシャー 参考図

諸元

標準品諸元
材質 板厚 処理 ギザピッチ
SS400 t4.5 t6.0 メッキ処理 P=2.0
SUS304 t5.0 t6.0 素地 P=2.0
穴型
穴型については、仕様等のお打ち合わせが必要となります。